2022.9.24
ジュエリーの基礎知識①「ホワイトカラーで選ぶアクセサリーアイテム。同色で素材が異なるプラチナ、ホワイトゴールド、シルバー」
対象 初級者★
アクセサリーと言えば、金属素材。「ゴールドは、わたしには似合わないかな…。」「シルバーの方がカッコ良い!」と思うあなた。
銀色のアクセサリーを購入しようとした時、素材がどんな物なのか分からないで購入していませんか?
ぼんやりと理解している「プラチナ」「ホワイト」「シルバー」について、どんな素材なのか、その特徴をメリット・デメリットを交えてご説明します。
プラチナ・ホワイト・シルバー各素材の違いについて
種別 | 特徴 |
プラチナ(PT) | プラチナ(Platinum)は銀白色をした金属です。 ジュエリーに用いる際は多くの場合、同じ白金属のパラジウムやルテニウムを割金にして、硬度や強度を高めて使用します。 プラチナはそのしなやかで粘り強い性質から、小さな爪でも大切な宝石をしっかり抑える強度を持ち合わせ、耐熱・耐酸性にも優れています。 マリッジリングの素材としてはもちろん、ジュエリーを作る上でとても重宝されています。 |
ホワイトゴールド(WG) | ホワイトゴールド(White Gold)は金に、銀やパラジウムなどの白色金属を割金した金合金です。 それら金合金の表面に鮮やかな銀白色が特徴のロジウムでコーティングを施し、輝くような白さに仕上げています。 |
シルバー(SV) | アクセサリーでよく使用されているのが、「SV925」になります。 銀が92.5%含まれるのでsilver 925(シルバー925)と言われています。 残りの7.5%は銅になります。 |
各ホワイトカラー系素材のメリット
種別 | メリット |
プラチナ(PT) | 日常使いでさびたり、くすんでしまう心配がない アレルギーが起きにくい 希少価値が高い |
ホワイトゴールド(WG) | 割金の量がプラチナと比べて多く、より強度が高いため、変形する可能性が低い |
シルバー(SV) | クリーナーや磨き布でケアすることにより、元の状態に近い形に戻すことが出来る |
各ホワイトカラー系素材のデメリット
種別 | デメリット |
プラチナ(PT) | 純度が高く柔らかい素材のため、変形の可能性が高い |
ホワイトゴールド(WG) | 長期使用しているとロジウムコーティングが薄くなり、地金の色が見えてくるため、メンテナンスが必要 |
シルバー(SV) | シルバーは錆び易く、空気に触れていると、黒く変色するため、定期的なメンテナンスが必要 |